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1年半ぶりの帰国


 約1年半ぶりの一時帰国、成田空港に降りたった。本来搭乗前スタンバイ客の待合所で使われていた搭乗口前の椅子は、一時的でしょうがそう祈りたい、今は入国者のコロナ検査結果待用椅子へと姿を変えていた。椅子の番号はPCR検査結果を待つ人の誘導整理番号だ。何名かの、このような検査体制を経験された在上海の日本人仲間の情報を事前に頂いていたお陰で、戸惑う事なく検疫検査を無事通過する事が出来たが、この光景は何ともショックだった。

 無事陰性証明をもらって、この紙を持ってイミグレへ、やっと入国(帰国)となる。今まで入国時の検疫所なんてサーモグラフィーの検温を通過する数秒程度の工程が、コロナ禍では検査体制強化、場所も人もかけられていて、これまた凄い、空港内の臨時スペース活用とは言え、同線を分けて、到着後に先ず一人一人検疫書類審査、そしてPCR検査(唾液による検査)、検体を提出したら結果までの空き時間を活用してアプリの登録サポートと動作確認、アプリ確認が出来た人から待合所へ写真の待合椅子へ案内される、何とも長い約2時間のプロセスが追加されてしまった。検疫が終わって、イミグレ、荷物ピックアップ、税関の順は変わらないが、検疫がやたらと工程が長く、到着して出てくるまで2〜3時間はかかる。

 今日から自宅軟禁いや自宅待機だ。我が家では、同線を分けられる部屋があるので14日間の自宅待機が始まった。(自宅まではレンタカーで移動)

 自宅待機一日目、早速AIによる電話がかかってきた。