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成田へ 台風直後②

陸の孤島と化した成田空港

写真は到着ロビー周辺

後で報道で知ったのは、この時1万数千人が足止めをくらったらしい、この私もその一人だ。

「京成が動き出した」という情報を得る。京成乗り場地下駅をめざすも、空港ビル内は相当の人だ、列があるのか?無いのか?危険防止対策で、エレベーターやエスカレーターは人数制限がかけられ、この列は牛歩のような進み具合だ。

やっとの事で、地下ホームにたどり着く、そこにもまた大勢の人が列車待ち


 19時25分発の上海行き JL879便の欠航お知らせメールを私が着信したのは、昨日の16時53分だった。普段2〜3時間前にカウンターに来るような事を航空会社や旅行会社は言うけど、この欠航決定の連絡は、遅すぎる!

 そうです、この私も陸の孤島状態の成田空港難民の一人だ。航空会社が欠航の連絡を早く入れてくれていれば、私の場合、無理をして空港へ行く事もなかったし、JALの連絡が遅い事で、陸の孤島にわざわざ突入してしまったのだ。

 昨日、京成電鉄、JRが不通の時点でJALのHPには自分の搭乗予定便は欠航とはまだ記載無く、航空会社に電話をするも、「台風の影響の混乱で込み合ってお取次出来ない」のメッセージを流していた。飛ぶのかな?欠航と書いて無いしなあ?

 そのまま放置して無駄にしたくない、なにより忙しいので、飛ぶというなら、頑張って成田を目指すか、そう考えた。

 そこでタクシーとエアポートリムジンバスを乗り継いで(高速道路が閉鎖もバスは運行されていた) 空港にたどり着いたのだった。しかし 着いた成田空港の状況と言ったら、人また人、

 報道では1万数千人だとか、いくら台風が原因とは言え、私の場合、JALが情報伝達を早くしてくれれば防げたという思いで、今回の対応には怒りを感じている。

 想定外の事が起こったのかも知れないが、次も発生のリスクはあるわけで、成田空港の都心とのアクセスや非常事態のターミナルビル対応(昨年 関空もタンカー衝突で孤立した) 二度あることは三度あるわけで、想定外では済まされない。